♦社会情勢や問題点
スポーツは心を豊かにし、健康な体を作り、人生を豊かにしてくれます。
近年、子ども達の体力の低下や運動能力の低下が問題になっています。青年層や壮年層においても、生活習慣病を顕著な例として日常の適切な健康管理の必要性が、また、高齢化が進み、高齢者の健康の維持及び増進の必要性が高まってきています。
社会的にも核家族化による生活環境の個別化が進み、人間関係の希薄化も進んでいます。
このような社会情勢の中、健康で心豊かな地域づくりを進めるためには、地域の住民が、幅広い年代を通じて、共に色々な種目のスポーツや戸外での活動、仲間づくりに世代を超えて積極的に取り組むことが急務であると考えます。
♦不特定多数の者の利用に寄与する理由
スポーツイベントを通じて健康増進と世代を超えた幅広い交流を実現するのみならず、これに付帯して、福祉活動、社会教育活動、まちづくり推進活動等を推進していくことで、年齢や性別、スポーツ経験の有無を問わず、誰もが自由に参加できる会員制の非営利団体として今後も活動していきます。
♦法人格が必要になった理由
広くこの活動が社会に認知され、会員及び社会に対して責任を明らかにするためには、責任を持った活動主体として組織を確立する必要があり、法人格を持つ必要性を強く意識いたしました。
総合型地域スポーツクラブ札幌オールカマースポーツ倶楽部は、平成25年2月24日に設立し、ラグビー教室、ヨガ教室、ランニング記録会などの定期イベントやマラソン教室、子ども達の走り方教室、実験とスポーツ科学教室、ボール遊び、体力測定会、歩くスキー教室などの臨時イベントの開催に取り組んでいます。
今後、会員の新たな募集や活動種目の拡大を図り、更には地域行政機関や教育機関等との連携強化を実現するために、責任を持った活動主体としての組織の確立と財政基盤の強化を実現する必要があり、平成27年3月22日に開催した当スポーツ倶楽部の総会において、特定非営利活動法人の設立推進について承認を得ました。
平成27年8月29日
特定非営利活動法人 札幌オールカマースポーツ倶楽部
設立代表者 横 山 良 伸